授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
今回紹介するのは、横浜清風高校から一年浪人して北里大学に受かってくれた南くんのケースです。
合格体験談は以下記事をご覧ください。
受験後にわざわざお母様が来校してくれて、南くんの受験生としての一年間がどんな感じだったかを教えていただけました。
生徒が大きく成長したことを感謝していただいて、めちゃくちゃ嬉しかったです。
こういった瞬間が、教育をやっていて一番うれしい瞬間かもしれません。
以下拙い文章ですが、お付き合いください。
生徒紹介
名前:南麻鈴
出身校:横浜清風高校
進学先:北里大学理学部化学科
南くんは2020年度に通ってくれた浪人生です。
現役のときはあまり勉強できておらず、センター試験の結果も半分に満たなかったようです。
浪人するとなったとき、友達からの紹介で武田塾中山校に来てくれました。
横浜清風高校は生徒の7割ぐらいが4年制大学に進学する高校で、MARCHには毎年10人も受からないぐらいの高校です。
(浪人したとはいえ、そんな高校から北里大学への進学は素直にすごいです。)
南くんは現役のときに受験に失敗したので、勉強法を見直そうと思い、武田塾を選んでくれました。
合格体験談でも書かれていますが、梅村は生徒が来校したときに色々と話をします。
自分が浪人していたとき大手の予備校に通っていたのですが、人との接点が少なく、気持ちが晴れないことが多かったんですね。
だから通ってくれている生徒にはそんな思いをさせたくないと思っています。
南くんとは英単語対決をしたり、新型コロナウイルスの話をしたり、理系科目の勉強法について話したり、色んなことを話しました。
話した内容の大半のことは南くんは知らないこと(後から聞きました笑)だったようで、毎回の会話のあと、一所懸命調べてくれていたようです。
勉強法に関してもけっこう話したのですが、知識を丸覚えするのではなく、知識をつなげることをしつこく伝え続けました。
その甲斐あってか、丸覚えの勉強だったものが、最終的には思考を重視する勉強に変わっていきました。
結果的に北里大学の合格を勝ち取れるぐらいの成長をしてくれました。
お母様からの感謝
受験が終わったあと、お母様が直接校舎に来てくれました。
そして開口一番に、
「ありがとうございました。武田塾中山校に一年通わせて本当に良かったです。」
と言っていただけました。
武田塾中山校では、一年間で2回ほど三者面談をするのですが、南さんはいつもお父様が来てくれていました。
だからお母様とはほとんど面識がなかった(入塾手続きで会ったことがあるぐらい)んですが、そんな風に思っていただいていたと知ってまずは驚きました。(もちろん嬉しかったですよ!)
その後、この一年での南くんの変化について教えていただきました。
通塾前はご飯のときの会話もこれといってなかったところが、通塾してからはご飯のときに会話することが増えたらしいんです。
話題はなんと、「その日梅村と話したこと」だったようです。
(これを聞いたときはとっても恥ずかしくなりました。「なんかコンプラに引っかかるようなこといってへんかったかな~苦笑」とか思ってました笑)
南くんは梅村から何かを問われたとき、上手く返せないことが多かったのですが、一度だけバシッと返答できたことがあったらしいんです。
その内容ははっきりと覚えていないのですが、「演繹と帰納の違い」だったような気がしてます。(南くん、違ってたら言って!)
梅村と会話を重ねる中で、一般常識がないことを不甲斐ないと思ったようで、なんと自分から新聞を読むようになったみたいです。
それからはご飯の中での会話がさらに増えて、しかも中身が大人の会話になっていったようです。
お母様は、大学に受かった受からなかったよりも南くんのその成長を喜んでくれていました。
大学受験向けの塾をやっている以上、大学に受からせることが義務だとは思っていますが、教育者としては生徒にさらに教養もつけてほしいと思っています。
そんな想いを秘めて指導に当たっているので、今回のことは本当に嬉しかったです。
武田塾中山校が大学受験を通して目指すこと
教育産業はかなり特殊な産業でして、サービスに出資する人とサービスを享受する人が違う人です。
それを悪く解釈してしまうと、いただいた学費分のサービスを提供できていなくてもバレずに済むという発想を持つ人もいます。
でも梅村的には、《生徒(サービス享受者)と保護者(出資者)の両者が学費相応の価値を感じる》状況にならないと負けだと思っています。
今回の南さんの例では、それが達成できていたのかなと実感できて、とてもうれしく思いました。
武田塾中山校が目指しているのは、
《関わったご家庭の人全てが大満足》
という結果です!!
どうぞよろしくお願いします!
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