今回紹介するのは、なんと神奈川県立白山高校からMARCHへの合格者です!
白山高校は大学進学者が3割という非進学校です。
ここからMARCHに合格したのは素直にすごい!
偏差値はなんと、
42 → 60
という逆転合格!
どのようなやり方で逆転合格を成し遂げたのか、体験談をご紹介します。
生徒紹介
氏名:野澤 龍太郎
出身校:神奈川県立白山高校
合格校:中央大学 総合政策学部
野澤君は二年生の終わり頃に受験相談に来てくれました。
本当にがんばってくれていて、5,6月ごろは放送部との兼ね合いで満足に睡眠もとれない日々を過ごしていました。
こちらの言ったことは素直にやってくれる生徒で、受験が終わった後に梅村が推薦図書を渡したら、一日で読み上げてくれたことがとても印象的です笑
合格体験記
武田塾に入る前の成績は?
【入塾時期:2月 当時の成績:偏差値42】
人生でしっかり勉強した事が一度もなかったので、学力は最悪だったと思います。一応学校のテストは点を取っていたのですが、前月に暗記して乗り切るタイプだったので5月の模試でも手も足も出なくて、その時は危機感を覚えました。
武田塾に入ったきっかけは?
受験勉強を始めたのは高2の11月頃で、勉強法を調べていく中で武田塾の勉強法を知り、自分一人で取り組んでいたのですが、部活との両立も難しく、参考書のペースも順番も分からなくなった時に受験相談に行ったことがきっかけです。
武田塾に入ってから勉強法や成績はどのように変わりましたか?
勉強法の面では、復習をしっかりやるようになりました。今までは復習の重要さを全く知らなかったのでテスト勉強で得た知識もすぐに抜けてしまい次につながらなかったのですが、復習をしっかりすることによって知識も定着するようになりました。成績に関しては、特に英語で苦労しました。自分は英語を全部暗記で乗り越えようとしていて、品詞とか文型に気をつかっていなかった部分もあってMARCHの英文でかなり手こずりました。そういった部分を改善するところまで至らなかったのは反省すべき点だと思っています。
先生はどうでしたか?
(国語と世界史の先生は)すごく明るい先生なので毎回特訓の時には元気をもらっていました。生徒の成績とか、どのくらい伸びているのかなどもよく見ていてくれて、自分の志望校に対してルートの進み具合が遅いとしっかり指摘してくれますし、逆にテストの点が良かったりすると褒めてくれるのでモチベーションも保てて、受験の不安もなくなりました。英語を担当してくれた先生はすごいポジティブな先生で、自分は英語が苦手だったのですが、うまくいっていないときにはよく励ましてくれました。
武田塾での思い出を教えてください!
校舎に来たときに先生たちと雑談することが楽しかったです。勉強面ではパノラマ世界史が特に大変で苦しめられました。部活をやっているときは世界史になかなか時間が割けず、9月頃から本格的にパノラマ世界史をやり始めたのですが、その時期は他の科目も段々と勉強量が増えていっている時期だったので、一つ一つの科目がなかなか終わらず辛かったです。しかし、その分参考書の一周目が終わったときの達成感はものすごかったです。
来年度以降の受験生にメッセージをお願いします!
自学自習は基本です。
担当講師から
「志望校合格おめでとうございます。野澤くんは周囲に流されず自分の実力を考えて勉強に取り組むことができていました。 学校では周りに同じように一般受験をする人がおらず、さらに部活も全国大会まで進み忙しい中でなんとか自分で勉強できる時間を見つけて勉強していました。 また、英語では英文法ができないところから、英単語の暗記、文構造の把握とスモールステップを確実にクリアしていき、最終的に長文でも得点できるようになりました。 この受験勉強は長く辛いものだったと思いますが、この経験を今後の生活に活かして野澤くんらしく頑張ってください。応援しています。」
(担当講師 土井より)
「野澤くん、受験勉強お疲れさまでした。中央大学合格おめでとうございます。
無事大学受験を終えることができて本当にホッとしています。
最初の特訓をやったのが1年前くらいですが、毎週欠かさず宿題をやってきてくれましたね。
野澤くんの印象は何が何でも宿題をやり切ってくれることです。8月末まで部活があり、忙しい時期もありましたが、そんな時でも必ず宿題には着手してきてくれました。そのおかげで、9月からはスムーズに演習問題を始めることが出来ました。
勉強も後半になってくると、メインで使っている問題集に他の問題集の内容を張り付けるなど、工夫して勉強に取り組めていました。そういった自発的な行動をこれからも意識してもらえると、今後の成長にもつながっていくと思います。
パノラマ世界史もいい思い出です。前半だけで300ページ弱ある分厚い参考書ですが、何周もしましたね。振り返ると、他の教科の宿題もある中で、1週間でパノラマ世界史120ページ×3周+問題集というとんでもない量の宿題を出したこともありました。ですが、特訓の時に伝えたやり方をしっかりやってくれたおかげで、最終的に問題を解くだけの力を身に付けることができていました。
春から晴れて大学生ですね。楽しいこともつらいこともあると思いますが、自分なりに決断して生きてみてください。どんな道を辿ったとしても、それが良い経験になると思います。また、やりたいと言っていた映像系の勉強も頑張ってください。その時に、武田塾で学んだことが一助となれば幸いです。応援しています。」
(副担当より)
最後に
野澤君の受験生活はまさに武田塾のお手本のようでしたね。彼の通っていた白山高校では現役でMARCHに受かった人は過去いなかったようです(真偽のほどは不明ですが)。
正に逆転合格!
彼は本当に素直にがんばる生徒で、こちらも楽しく接することができました。惜しむらくは、英語をもっと早く伸ばしてあげられなかったことです。(これは全ての英語の伸びない生徒に言えることですが、文構造を中心に考えられるようになるかどうかが英語のできる生徒とできない生徒の分かれ目です。中山校では英語の最重要参考書として大岩先生の二冊を上げています。この二冊はスポーツに例えると、ルールブックのようなものです。何事もルールを無視してできるようになるわけがありません。これに気付いたときにやっと英語のスタートラインに立てると思っています。)この後、アルバイトとして武田塾中山校で働いてくれることになったので、この反省をともに生徒に還元していきたいですね。
以上です。
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